園長のひとり言

8月の園長のひとりごと

先日、さくら組のお泊り会を無事実施することができました。

園内での1泊でしたが、「ニジマスのつかみ取り」「流しそうめん」「ゲーム遊び」「キャンプファイヤー」「ナイトプール」「スイカ割」と盛りだくさんの内容でした。

こども達にとっては普段生活している保育園とはいえ、家族と離れて一泊するという体験は貴重なものになったと思います。

登降園の際にはお泊り会という冒険を超えて一回り成長したさくら組のこども達の姿をご覧いただければと思います。

 

さて、本当に暑いです。このところ毎年「一番暑い夏」が続いています。

少し前までは35度を超える猛暑日は特別に暑い日でしたが、今では猛暑日は普通になってしまいました。

私がこどもの頃は、夏休みは学校のプールや虫取り、公園で野球など、外で遊ぶことが楽しみでした。

今では夏休みは冷房の効いた室内で過ごさないと「危険」になっています。

近い将来、頻繁に40度を超える日も普通に出てくるのではないかと不安になってしまいます。

 

今真剣に、地球の温暖化、CO2問題をみんなで考えていくべき最後の時ではないかと思っています。

世界中に熱波が襲い、海水温の上昇による気候の変化や魚の生態の変化等で人間の生活は危機を迎えています。

人間一人一人の力は弱いので、みんなで考え、「小さな努力」を重ねていくことしかできないとは思いますが、今、一人ひとりが考え行動することが「こども達が暮らす未来」を明るくするこになると思います。

「CO2削減」今日から始めましょう。 

BY 園長

 

 

2025/08/01 (金) 園長のひとり言  ひいらぎ保育園

7月といえば

7月といえば昔は「本格的な夏」といったイメージでしたが、ここ数年、6月からがすでに真夏な感じの暑さです。

年々夏の期間が長くなり気候が変わっているようです。

暑すぎる夏、充分な水分補給・栄養補給と休息・睡眠で体調を整えて乗り切りましょう。

 

さて、保護者の皆さんは今、子育ての真っ最中ですね。育児に仕事に家事にと忙しい毎日を送っていることと思います。

育児・仕事・家事と忙しいと何かとイライラはあるとは思いますが、こどもにとっての安堵の場所は「家庭」です。

家庭の中に「笑顔」がどのくらいあるかでこどもの幸福感も変わってくると思います。

「笑顔」のためにはお母さんとお父さんが仲良しなことが大切です。

私も数十年間、子育てをしてきました。その中で気付いたことがあります。

参考になればとお伝えします。

 

小原家の家庭円満の秘訣、その一は「お父さんの皿洗い」です。

お母さんは食事を作ると疲れます。

飲んで遅く帰っても皿洗いは「お父さんの仕事」でした。

その二は「ありがとう」という魔法の言葉です。

お茶を入れてもらったら「ありがとう」、ご飯を作ってもらったら「ありがとう」、洗濯してもらったら「ありがとう」、どのなことにでも、家族誰にでも「ありがとう」を伝えることです。

自然と感謝の気持ちが家庭に溢れることでしょう。

 

早い話、「家事は夫婦で協力しましょう」「家族みんなに感謝し合いましょう」って感じです。

みんなの笑顔が幸せを育てます。

 BY 園長

 

 

2025/07/01 (火) 園長のひとり言  ひいらぎ保育園

雨の季節、6月がやってきました。

この原稿を書いている今日も雨が降っています。

雨は何となく気持ちが沈んではきますが、地球上で生きている命にとってはなくてはならないものです。

雨のありがたさを考えながら雨の季節もこども達と一緒に楽しめたら素敵だなと思います。

 

さて、このところテレビでは「お米」の話題で持ちきりです。昨年の5月には 5 ㎏2000円台だったのが、今は 5 ㎏ 5000 円近くになっています。

1 年で倍以上に値上がりするとさすがに話題にもなると思いますが、それにしても大きな話題になっています。日本人の「お米」に対する思いがとてもよく表れている問題だと思います。

日本人にとって「お米」は毎日食べる主食であるというだけでなく、米で作った鏡餅がお正月に神様を迎える神聖な物でした。

年中行事やお祭りは米の豊作を祈るものがたくさんあり、米、餅、日本酒などが神様に捧げられます。

こどもの頃、お茶碗に米粒を一粒でも残していると「お百姓さんに申し訳ない」といって祖母から叱られたことを覚えています。

また江戸時代は税金として「お米」を納め、米が経済の中心でした。

はるか昔から「お米」が欠かせない「文化」であったことがわかります。

私も「お米」が大好きで、若い頃は毎日、朝ごはんでお茶碗に 3 杯食べていたものです。

今、備蓄米の放出が大きく取りざたされていますが、そのことよりも日本人にとっての「お米の存在」について改めて、みんなで考える機会にしたいものです。

 

 BY 園長

 

 

2025/06/17 (火) 園長のひとり言  ひいらぎ保育園